先日、2つの学会に参加して、学会発表の実績を解除しました!
1つ目が、2023年度学生研究発表会です。
九州・沖縄地区の合同開催で、沖縄と長崎を配信で繋ぎ、2会場ハイブリッド形式での発表となりました。
きっかけはゼミ内で指導教員から「誰か参加してみませんか?」と言われたことです。
誰も参加しない雰囲気だったので、「やります!」と名乗り出ました。
発表形式は発表15分+質疑4分でした。
これがはじめての学会発表でしたが、沖縄会場には発表者の5名と担当者1名の少人数しかおらず、トップバッターだったこともあり、緊張はしませんでした。
発表は14分30秒ほどで終わり、質疑では質問と応答を3ラリーしたところでタイムアップとなりました。
質問は全て長崎会場にいる教員の方からのもので、痛いところを突くような質問もあり、学会発表の洗礼を浴びましたが、
適切な質問がもらえた = 内容をしっかり伝えられた
ということなのでよかったです。
2つ目が、第259回自然言語処理研究発表会です。
これは電子情報通信学会言語理解とコミュニケーション研究会(NLC)と情報処理学会自然言語処理研究会(NL)の合同研究会で、兵庫県三宮コンベンションセンターで開催されました。
きっかけは学部生のうちに大学院生の研究や発表のレベルを感じてみたいと思ったことです。
指導教員にも相談し、「研究会は大学院生レベルを想定しているケースが多く、レベルは高いですが、他と交流することのメリットは大きいのでやるのはアリです。」と後押ししていただき、挑戦することにしました。
発表形式は発表20分+質疑5分でした。
会場には錚々たる大学や企業、研究所の方々が50名ほどおり、素晴らしい発表が続いていたので、とても緊張していました。
ですが、発表序盤に生成結果を示す場面で会場全体に笑いが起こり、少し気が楽になりました。
発表は19分30秒ほどで終わり、質疑では座長以外の方から質問やアドバイスを3ついただきタイムアップとなりました。
私は質疑で専門家(先輩研究者方)からの「素人質問で恐縮ですが・・・」といった一撃を恐れていたのですが、杞憂でした。
「興味深い研究テーマでした」や「似たようなテーマを取り組んだことがあるから、こういうところ難しいの共感できる」など優しいお言葉や適切なアドバイスをいただき、大学院進学後の研究活動に向けた励みになりました。
正直なところ、大学院進学後は研究テーマを変えるつもりでした。
しかし、この学会発表を通して、同じテーマで研究活動を続けようと思えるようになりました。
卒業論文執筆と合わせて3つの原稿を仕上げるのは大変でしたが、指導教員のサポートもあり、なんとか学会発表を経験することができました。
指導教員からも、
関西での発表で笑いを取ったというのは「偉業を成し遂げた」といえるぐらいの実績達成なんじゃなかろうか。
座長以外から質問コメントもらいまくりでとても良い発表でした!
と言ってもらえて、少しではありますが恩返しすることができたのではないかと思います。
とはいえ、大学院生の研究や発表のレベルは私にとってとても高く感じました。
学部生のうちにそれを肌で体感し、多くの学びや刺激を得れたので頑張ってよかったなと思います。
あと 学会発表はスーツでなくてもいい ということも学びました(笑)。
1年後・2年後により良い成果を出して戻って来れるように、研究活動に励もうと思います。
はじめての兵庫でもあり、ちゃっかり満喫してきました(笑)。